236 そもそも、なにが問題なのか? 236 そもそも、なにが問題なのか?



そもそも問題はなんなのか?
それがわからないと、
いくら考えても、
なにをやっても解決できません。

いくつか計算問題を解いているある中学生。
あるところで答えが合いません。


  見直して。


と戻します。

自分がした計算をみて、うーんと考えてみたり、
消しゴムで消して、計算し直したり、
さんざん考えたあげく、


  これあってますよ!
  何で間違いなんですか!


っていうか、問題見てくれ。


問題中の数、245が255に、
なぜか変わっていたことに気がつきます。


  あ、なにやってんだろ。


とあわててやり直してました。

問題が違ってるのに、正しい答えを出すのは無理。



子供がおかしい。
学習障害かもしれない。
と不安になっているあるお母さん。

小学5年生なのに、わり算ができない。全然。
それで、算数を教えようとするんだけど、
ボーッとしていてできない。
すぐ寝てしまう。
学校でも授業中に、寝てしまう。

なにか、病気なんじゃないでしょうか?
障害があるのではないかと不安です。

お子さんにかけ算とか足し算と言った、
小学校低学年でやるような計算問題を解かせてみると、
足し算はできます。
桁が増えてもできてました。

で、引き算。一桁の引き算はできるのですが、
桁が増えると、間違えます。

なにか独自のやり方をしています。

そりゃあ、引き算ができなかったら、
わり算やるのは無理。

というわけで、引き算から、
取り組ませていきます。

問題は、お子さんが寝てしまったり、
病気の疑いがあることではなく、
引き算を理解していないので、
やり方がわからなくて、
そのまま何年もたってしまっていたこと。

だから、わり算も含めた、
それ以降にやった算数が、理解できないまま。

引き算からはじめて段階を踏んで、
一つずつステップを上がっていくことで、
わり算もできるようになりました。

ぼーっとして寝てしまうことも
なくなりました。

お子さんになにが起こっているのかは、
お子さんを見れば、わかります。

本当の原因が見つかれば、解決することができます。

いろんな人が、いろんな意見を言うかもしれません。
世間には、いろんな情報があります。
ただ、それが、
お子さんに実際なにが起こっているのか、
見るのを邪魔しているのなら、
そんな情報は無視した方がよいのかもしれません。




滅びた動物
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