226 ことばのえじてん
子ども向けのよい辞書があったよー
と、先日、わたしの5歳と3歳と1歳の息子たちに対して
プレゼントをいただきました。
小学生以下を対象にした、「ことばのえじてん」。
言葉を、例文と絵で表してあって、
定義づけがきちんとされています。
子ども向けの辞書で、よくありがちなこと。
ある単語の定義を、ただ別の単語で言い換えている。
例えば、
きちんと
を「丁寧にするようす」と定義づけしてあり、
丁寧
を調べると、「きちんとするようす」
などと書かれています。
これでは、「丁寧」を調べると「きちんと」
に行き、「きちんと」を調べようとすると
「丁寧」に戻ってしまう。
これでは、単語の意味を理解することはできません。
いただいた辞書の定義付けをみると、
このような、言い換えを極力減らし、
子どもにわかりやすく説明しようとする努力を感じました。
前号のおまけで、書きましたが、5歳の息子が、
ずるい~
を連発して、ママを怒らせます。
息子は「ずるい」の定義を誤解していることが見つかり、
わかるように説明することで、
「ずるい」とあまり言わなくなりました。
同じように、
うそつきー
を連発していましたが、
今度は、一緒に調べてみようか!
と「えじてん」を開いて、定義を読んで説明します。
絵本を読んであげる時、
わからない言葉が出てきたら、聞くんだよ。
といつも言い聞かさせていました。
それで、聞かれたら、すぐに説明していましたが、
「ことばのえじてん」
を開くようにすることで、
辞書を引く習慣をつけることができそうです。
写真で、様々なお菓子や動物、乗り物が
載っているページがあります。
3歳の息子は、その写真のページを開いて、
ママに、
これはなに?
と聞いてもらいたがってました。
さらに、寝る時は、お菓子のページを開いて、
まくらにしようとしていたくらいです。
辞書を引いて言葉を調べるようになる前の、
辞書に興味を持って
好きになる。
という段階。
この「ことばえじてん」で
その段階は無理なく通り抜けられたました。
いただいた「ことばえじてん」