143 言うことを聞かない中学生の息子


  まだ1歳にもなっていない、息子のたっちゃんが
  洗濯かごの中に入って遊んでいました。

  しばらくすると、

    うわーーーーん

  と泣き始めます。

  わたしは、そばに行き、たずねました。


    どうすんだ?


  彼は、足が引っかかってしまい、
  かごから出られなくなっていたようです。

  わたしは、彼に「どうすんだ?」聞くことで

    1.わたしに引っ張り出してもらう。
    2.自力で脱出する。

  のどちらにするのか、決断を求めました。

  妻は、まだあかちゃんなんだから!

  と私の対応にあきれています。

  彼にとって明らかに無理だったり、
  危険があれば、すぐに何とかします。

  でも、洗濯かごには彼が自分で入ったのです。
  だから、自分ででられるはず。

  まあ、彼が手を伸ばして
  「だしてくれー」
  と身振りで言ってきたら出してあげるつもりでした。

  が、その必要はありませんでした。

  「どうすんだ?」と聞いた後、
  彼は泣きやんで、
  足の位置を変えて、
  自分で洗濯かごから出てきたのです。



  ある中学生、
  お母さんから毎日のように「勉強しなさい」
  と言われ続けていました。

  お母さんに言わせると、
  息子さんは、勉強しないし、やる気がない
  のだそうです。

  わたしは、お母さんとよく話し合い、
  まずは、「勉強しなさい」と言うのをやめてもらいました。

  その上で、その中学生に、辞書の使い方を知ってもらいます。
  そして彼の得意科目や趣味の分野などで、
  誤解語を見つけて理解していく作業を
  私が手伝いながら、行っていきます。

  これを、何度か繰り返すうちに、
  勉強のやり方がわかってきます。

  やり方がわかると、自分で
  これをやろう、
  あれをやろう
  と決めて、勉強を進めていけるようになります。

  最後には、自分で勉強を進めていくようになりました。


  本人がやろうと決めてないことを、
  いくらやらせようと思って一生懸命になっても、
  うまくいきません。




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