137 敬語はむずかしい? 敬語をマスターするために。


  大学で日本語を勉強されたという、
  中国の方からメールをいただきました。

    敬語が難しい。

  とのこと。

  なんか、痛いところをつかれたような気がしました。


  わたしは、上司やら取引先、お客様などなど
  様々なかたと関わりながら日々仕事を進めています。

  いまでこそ、言葉遣いという点では、
  人間関係がおかしくなることはないので、
  仕事を進めていくために差し支えないだけの
  敬語は使えているようです。


  敬語は中学生の時の国語の時間に習ったはずです。

  でも、なんのためにこれが必要なのか?
  昔はぜんぜんわかっていませんでした。

  そのせいで、文字通り痛い目にあうはめになります。

  バイト先の居酒屋で、わたしはカウンターにたちます。

  お客さんが話しかけてくるので、
  いつものように普通に話していました。
  そのときは何か問題があるとはさらさら思っていません。

  閉店後、ちょっと裏にこいとマスターに言われます。
  行ってみたらパンチをくらって、

  えええー??!

  と思ってたら、

    おまえお客さんになんて口の利き方するんだ!

  とのこと。


  また別のバイト先。わたしは最年少でした。

  で、なにも考えなしにいつものように話をしていたら、
  いきなりなんか気まずい空気が流れます。
  で、

    おまえ生意気だな。なんなんだその口の利き方は!
    ちょっとこい!

  と言われます。




  こんな事を繰り返すうちに、
  先輩やら上司やら、お客さんとスムーズに事を進めていくための
  言葉遣いを覚えていきました。

  ただ、正しい日本語を使えているのかどうかは、
  いまいち自信がありません。

  わたしは現場で敬語をむりやり使って覚えてきました。

  日本人であるわたしが苦労したのだから、
  母国語が日本語ではないかたが、
  敬語を難しいと思うのは当然だと思います。



  とはいっても、「敬語」は言語です。

  言語は「文法」と「単語」です。

  「単語」は地道にひとつずつ理解していくしかありません。

  「文法」は文法用語を理解すれば、わかります。

  「敬語」に関する文法用語は

  尊敬、謙譲、丁寧

  の3つです。

  わたしはこの3つの単語を理解することで、
  これまでの疑問と無知を解決できました。

  若い頃はなんで敬語を使わなくちゃいけねえんだよ!

  などと反発していた部分もありました。
  それは、「丁寧」の意味を正確に十分に知らなかっただけだったんです。

  語源も含めたこの3つの単語の意味と解説について、

   → 「ちゃんと話すための敬語の本」


  が非常にわかりやすいです。

  尊敬、謙譲、丁寧

  という単語の意味から、
  「敬語」というものをどう考えて、使っていったらいいのか、
  十代のはじめ向けに書かれています。



  「勉強の技術」の応用でした。




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