136 日本の実質識字率は5%?!



    「日本の実質識字率は5%なんだ。」

    「だから新聞に記事として書かれていることは読まれない。
     世の中は、ワイドショーと週刊誌の見出しで動いていく。」


  ある本の中で読んだせりふです。

  非常に厳しい意見ですが、
  わたしは一理あるような気がしています。



  ある人物について、わたしはなんとなく
  とんでもない悪人だと思いこんでいました。

  わたしは、テレビやら週刊誌は
  自分から進んで見ることありません。

  でも、電車に乗れば、
  週刊誌の中吊り広告は必ず目に入ってきます。

  テレビも、お昼時の定食屋などで
  気がつくと目にしていることになります。

  電車に乗っているとき、
  テレビを見ているときは、
  だいたいボーっとしてます。

  そんなところで、大量に情報をあたえられたら
  何も考えずにそのまま受け入れてしまいます。

  まったく興味がなかったとしても、
  その人物に対する悪い情報が入ってきていました。

  それでその人物については充分知っていると
  なんとなく思ってしまっていました。



  「基礎からわかる勉強の技術」の第一章に


    何かを学ぶことに対する最初の妨げは、
    「それについてはもう全部知っている」
    ということです。


  という一文があります。


  わたしは知っていると思いこんでいました。

  だから、それ以上知ろうとは思いもしません。

  知る必要性が全くありませんでした。


  しかし、最近、たまたま、その人物の発言、
  その人物の周囲の人たちの発言を
  読む機会がありました。

  それは、わたしがその人物に対して持っていた印象とは
  かけ離れたものでした。


  そこでわたしは、実際のところ
  その人が何を目的として、何を言っていたのか?
  どんな行動をしていたのか?

  何も知らなかった。

  ということに気づかされたのです。


  びっくりしました。


  わたしは嘘の情報を吹き込まれ、
  知ったつもりになっていただけだったんです。




  義務教育のおかげで、日本の識字率はほぼ100%です。

  でも、正しい情報を得て
  自分の頭で理解しようとできる人の割合は
  まだまだ少ないのかもしれません。


  まず必要なのは

    知らないということを知る。

  ということです。

  みなさまは、
  本当は知らないのに
  知ったつもりになっていることはありませんか?




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