124 理屈をこねて逃げ出そうとする生徒の対処法
アメリカに用はないから英語を勉強する必要がない。
ある生徒さんが言ってきます。
「勉強の技術」を知らない以前のわたしは、
反論して理屈で説得しようとしていました。
英語は現状、世界共通語で、
インドがどうのこうで、
だから英語はやっといた方がいい。
それに対して、さらにいろんな反論が返ってきたりします。
勉強に戻すまでに、長い時間と労力がかかります。
なんとか、勉強を再開させられたとしても、
結局は本人のやる気は回復していません。
なんでか?
本当の原因が見つけられてないからです。
「学び方がわかる本」を購入し役立たせてくださっている塾の先生、
たいちょさんからメールをいただきました。
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塾で生徒に教えていてよくあるのが、
「数学なんて何の意味があるの?」
「オレ、将来海外にいかないから、英語勉強しなくてもいい」
という疑問。
でも、これって必ず行き詰ったときに言うんです。
そんな時に感じるのは、段階の飛び越しと誤解語です。
まともに答えても、理屈こねこね合戦になるので、
「どこが分からないの?」
と聞きます。すると、
「うん、ここが分からない」
と、素直に勉強に戻る子がほとんどです。
おかしくってしようがないです。
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問題が起こった本当の原因を見つけられれば、
一瞬で問題は解決できます。
たいちょさんは見つけていますね。
→
「勉強の技術」の本
村田 拓
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