090 声に出して読むときに



    そ、そ、そ、そしておじいさんは、    


  声に出して、教科書や本を読んでいて
  うまく読めない時があります。
 
  で、先生に



    ちゃんと読みなさい!



    つまったらいけません!



  などとおこられたり、
  クラスで笑いものにされたりと、
  ひどい目にあいます。 


  漢字が読めないのは、わかりやすくていいです。
  読み方を覚えればいいだけなので、
  対処法は簡単です。
  


   しかし!



  漢字が読めないわけでもなく、
  途中で、どもったり、つまったりする場合があります。

  ほかにもあくびがでたり、顔がひきつったり、
  いろんな症状がでてくることがあります。

  そんなときに、先生に何か言われたりします。
  
  いまの時代、へたをしたらこの症状によって、
  学習障害で病気で脳に欠陥がある疑いがある
  と言われてしまう可能性だってあったりします。


  読む方にとってみたら、
  人にごちゃごちゃ言われたり
  バカにされるのはいやなので、
  


    ちゃんと読まねば!



  と力が入ります。

  力を入れて棒読みで乗り切ったりします。


  でも、そんな状態で、
  読んでいる文章をきちんと理解しながら
  読めているでしょうか?


  これらの症状は、すべて誤解語から起こります。


  音読することが、最近注目されていたりしますが、
  この点に気づいている人は、あまりいません。


   
  
  この音読することによって、起こる症状を利用して、
  誤解語を見つけていく方法が、「基礎からわかる勉強の技術」
  にでています。

  読むときに、つまったり、どもってしまったり、
  などなどスムーズに読めないときには、
  必ず誤解語を探して、見つけ出して、それを理解するようにします。

  無理をする必要はまったくありません。

  するべきことは、誤解語を見つけて、理解していくことです。

  なんども同じところでつっかえてしまう生徒が、
  その前にあった誤解語を見つけて、
  理解することで、なんの問題もなくスムーズに読めるようになる。
  なんてことは、このやり方を実践するときにいつも起こります。

  思ってもみなかった誤解語が見つかり
  勉強している文献が完璧に理解できるようになったりもします。

  社会科が大の苦手だった中学生が、
  この方法を続けていくことにより、 
  成績が大幅にあがって5をとった!
  なんてことはざらにあります。


  経験してみたい、経験させてみたい
  というかたはわたくしたくちんまで
  メールください。



  誤解語によって起こる現象については、
  「学び方がわかる本」48ページ
  「基礎からわかる勉強の技術」83ページに
  くわしい記事がでています。







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