067 二度と勉強したくない科目



  
    そんなもん、知らなくたって生きていけるよ!


  
  おっしゃるとおりです。

  べつに、「エネルギー」が何を意味しているのか、
  さらに、物理学について知らなくても、
  もう数十年、社会人として、ビジネスマンとして、
  親として、これまでうまくやってきていますよね。


  「エネルギー」について知らなくたって、
  日常生活を送るのに困ることはないかもしれません。  


  でも、わたしの仕事は、勉強でつまっているかたを、
  うまく行くようにすることです。

  
  で、わたしの目の前のかたが読んでいる文献の中に
  「エネルギー」という単語がでてきています。
  
  それで、そこから進めないでいます。

  そのかたは、「エネルギー」がよく分からないでいます。
    
 

    なんでいまさら「物理学」を勉強しなくちゃいけないんだよ
 
    そんなもの知らなくてもいい!

    おれは中学生の時、あきらめたんだ。
    さっぱり分からなかったんだよ。
    だからもういい。

    いまさら、何だよ!? 
  
    

  少々ご立腹のようす。
  
   
  わたしは、内心しめしめ、みつけたぞ!

  
  と思っています。


  わたしは、彼とよいコミュニケーションを保ちます。

  どんな話だろうと、聞きます。

  で、わたしは、いいとかわるいとか、
  なんてことは一切言いません。

  
  その上で、辞書の「エネルギー」の定義に向かわせます。

  辞書は、小学生向けだけど、
  きちんと定義付けされているものを選びます。

  また、分かりやすい図解などもあれば見せたりします。



  で、どうなったか?



  彼は最後には、「エネルギー」を理解します。

  

    なんだ、かんたんじゃん!
        
    なんでこんなにいやがっていたんだ!? 
    
    絶対ムリだとおもってたけど、
    物理学、勉強できるかも!

    おもしろい!   


  「エネルギー」だけではなく、「物理学」についても、
  そのかたは、興味を持つことができるようになりました。

  そして、自分の勉強を進めていけるようになったのでした。





    二度と勉強したくない!




  と思っている科目や分野がありませんか?


  それがおもしろいものになったとしたら、いかがですか。
 


  ■「誤解語」によっておこるさまざまな現象については、

  「基礎から分かる勉強の技術」49ページ 
   第3の、そして最も重要な障害 - 誤解語

  「学び方がわかる本」48ページ
   誤解語を見過ごすとどうなるか

  に記事がでています。

  



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