053 勉強ができないのは、やり方を知らないからだ!4
8月22日に渋谷ウィメンズプラザで行われた、
「十代を真剣に考える」ワークショップでの、
村田の講演の4回目最終回です。
また、勉強で苦労している他の人に対しても、
その人が自分で「誤解語」
を見つけられるようにしてあげます。
内容を説明するのではなく、
その人が理解していない単語を見つけだして、
それを辞書で調べさせるのです。
それを繰り返していくと、
その人が自分で勉強をすすめて
いけるようすることができます。
例 友人が、新しい仕事の研修を受けてきました。
なんかボーっとしてます。
歩いていて、机に脚をぶつけたり、
ミスが多いです。
そんなときに、誤解語を見つけさせます。
研修の最初の方に出てきた、
金融用語の意味が分からなかった
ことがわかります。
で用語辞典を使って調べさせます。
ああそうかっ!
研修、さいしょっからよくわかってなかったわ!
ボーっとした感じがなくなって、動きが機敏になっています。
例2 友人に、仕事がおもしろくないと言っていた、
コンピューター技師がいました。
話を聞いてみると、資格試験のために最近、
コンピュータの基礎理論について勉強しているとのこと。
それで、学生の頃から、
このコンピュータの世界で使われる、
数字の数え方とか、
数値の表示の仕方が分かっていなかったことが
判明しました。
前からわかんなかったんだよね
そこで、コンピュータ用語辞典を使って、
専門用語のいくつかの意味を調べさせました。
それで、その数字についても
理解できるようになりました。
そうしたら、次の日から、
仕事がおもしろくなったそうです。
こんなふうに、
これで、答えを教えたりするのではなく、
人が自分で答えを見つけだせるように
することができます。
わたしが十代のはじめの頃、
友人にしてあげればよかったのは、
誤解語を見つけられるようにすること
だったとわかりました。
どんな科目でも、勉強ができなくなってしまう、
一番大きな原因は、意味を理解してなかったり、
誤解している単語をそのままにして
先に進んでしまうことにあります。
誤解語をそのままにしてしまうことで、
書いてあることや人が言っていることが
理解できなくなってしまうだけでなく、
その先の人生でも、
わたしのように自分は頭が悪いんじゃないか
と思い始めて、破壊行為をはじめたりと
大きな影響が出てきます。
誤解語についてお話ししましたが、
勉強を止めてしまう原因になっているものは、
あとふたつあります。
それについてもお話ししたいのですが、
今日は、ここまでにしたいと思います。
勉強とは、何かの知識と技術を身につけ、
何かをできるようにすると言う活動です。
わたしは、十代の頃、勉強ができずにいて、
それでつまらない思いをしていました。
勉強ができたら、
もっといろんなことができただろうと思います。
ずいぶん無駄な時間を過ごしてしまいました。
みなさんには、どんどん勉強して、
何かができるようになって、それで、
身につけた知識と技術を使って、
人生を切り開いていってほしいと思っています。
そのために、お役に立てるのが、
この「学び方が分かる本」「基礎から分かる勉強の技術」
にあるLロン ハバードが開発した
「勉強の技術」です。
これには、誤解語も含めた、
勉強に失敗してしまう3つの理由について
とその解決策が出ています。
こちらの書籍案内コーナーで紹介しています。
→
勉強の技術書籍案内
ありがとうございました。
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