050 勉強ができないのは、やり方をしらないからだ!1
今週から、数回にわたって、
8月22日に渋谷ウィメンズプラザで行われた、
「十代を真剣に考える」ワークショップでの、
たくちんの講演原稿を掲載します。
こんにちは。
ただいまご紹介に預かりました村田拓ともうします。
「勉強ができないのは、やり方を知らないからだ!」
と言うメルマガを発行しています。
もう1年くらいになります。
いまは、こんなメルマガを発行して、
こんな壇上で、お話しするくらいですが、
以前は、わたしは、全然勉強できませんでした。
でもあるとき、勉強には、やり方があり、
ちゃんと正しい手順を踏んでいけば、
何でも勉強できるということを知りました。
いまでは何でも勉強できます。
昔は、わたしはビルの窓ふきを何年もやっていまして、
コンピュータなんて全然分かりませんでした。
でもパソコンについて、一から勉強して、
パソコン出張サポートの仕事をしたり、
ホームページを作って、メルマガを発行したり
できるようになりました。
こうなれたのも「勉強の技術」のおかげなのです。
勉強は、知識や技術を身につけて、
何かができるようにすると言う活動です。
生きて行くには、何をするにしても勉強が必要です。
勉強できないと、携帯電話はつかいこなせないし、
料理もうまくできないし、
仕事もできません。
何かの試験でいい点数をとる必要もあるでしょう。
十代のはじめの頃は
とくに一生懸命勉強してなかったのですが、
勉強できました。
授業のなかで、先生から課題を出されるんですよ。
算数の問題をいくつか黒板に先生が書きます。
それを全部解いたら、
ノートを先生のところに持っていきます。
全問正解だったら、あとは自由時間で、
何をしてもいいんです。
一時期、なにがおもしろかったんだか分からないんですが、
ババ抜きがはやってました。
わたしは、課題をさっさと終わらせて、
友人たちが課題を終わらせるのを待ちます。
友人が答えを聞きに来たりします。
わたしは早くババ抜きをやりたい
と思っているので答えを教え、
それで、友人は課題が終わります。
ババ抜きをする時間を手に入れることができるので、
その場はそれでよかったです。
でも、わたしが答えを教えてしまったせいで、
友人は、自分でその問題の答えを見つけることが
できないままになってしまいました。
これは本当の意味で、
友人のためになっていない。
ということは薄々感じていました。
本当だったら、友人が、
自分で答えを見つけられるように、
手助けしてあげることができたらよかったんだと思います。
でもそのときは、どうやったら、
友人が自分で答えを見つけていけるようになるのか、
どうやったら、その手助けをすることができるのか、
分かりませんでした。
それで、手っ取り早く、答えを教えてしまっていました。
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