044 勉強について
ゆみ:わたし、勉強しないし、教育とか勉強とか興味ないです。
たくちん:あーそう。でもゆみちゃん、仕事してるよね。
何の仕事してるって言ってたっけ?
ゆみ:えー、レストランでウェイトレス。
たくちん:そうか。まえさー、
覚えがわるい人がいて大変なのとか言ってたよね?
ゆみ:そうなの。バイトにやり方教えるんだけど、
すぐにできない人がいるの。
たくちん:ゆみちゃん、仕事おしえてんだよね。
ゆみ:えー、おしえてますけどー 。
わたしこう見えても、
仕事中はしっかりしてるんですよ。
たくちん:じゃあ、ちょっとこの定義見てみて。
ゆみ:そこで、「教育」の定義を読ませます。
【教育】:知識や技術を伝える活動。またその伝えたもの。
「学び方が分かる本」にあるやり方にしたがって、
「教育」という単語を理解して
使えるようにさせます。
ゆみ:えー、じゃあ、仕事をおしえるのも教育なの?!
えー、わたし、学校でやるのが教育だと思ってた!
誤解してた。教育大事じゃん。
次に、「勉強」の辞書にある定義を読ませます。
【勉強】1.知識や技術を学んだり、経験や試練を重ねたりすること。
2.商品を値引きして売ること
これも、「学び方が分かる本」にあるやり方にしたがって、
「勉強」という単語を理解して
使えるようにさせます。
ゆみ:じゃあ、わたしが仕事を教わっておぼえたのも「勉強」じゃん
わたし、学校でやるのが勉強だと思ってた。
勉強大事じゃん。
ゆみちゃんは、勉強嫌いでした。
でも、辞書を用いて、「勉強」という単語の意味を理解して、
勉強好きになりました。
いろんなことをもっともっと
知ろうと言う気持ちになりました。
これにかかった時間は十分くらいでした。
わずかな時間で、彼女は「勉強」に対する態度が
大きく変わったのでした。
何かの知識と技術を身につけて、
何かができるようになる。
そうして、社会の中で、
身につけた技術を使って、
人生を切り開いていく。
そういう勉強をしていきたいし、
みなさんにもしていってほしいと
わたしは思っています。
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